2017

絵画のレッスンは、行くまでが面倒なこともあったが、楽しかった。大きなカバンの中に画板と紙と鉛筆を入れて、バイクを走らせた。先生と生徒というよりは友人といった感じで、どうやって稼いでいくのか、日本やタイに住む白人の持つ傾向などについて話したりもした。教室の経営は当たり前だが簡単ではないようで、はじめはスティサンのタウンハウスの1階にあった教室だったが、次はエカマイのアートギャラリーの2階を間借りして、最後は先生本人のコンドミニアムの部屋で、というように場所を変えてき、僕も仕事が増えてきて、自分で描いて力を伸ばしていくこと切り替え、この年は野菜や果物を単体で描いた。

2017に描いた静物デッサンの一部
2017に描いた静物デッサンの一部

上の写真をみていただくと分かるように、柿を描いた際にデッサン力が飛躍した。本当はもっとたくさん描けば描くほど上手になっていくのだろうけど、仕事やその他のやるべきことと同時並行なので、焦らずにしかしのんびりすることなく続けていく。